inotify-tools rsync unison を利用してディレクトリを同期する

2019-11-03
linuxcentosrsyncunisoninotify%20toolsinotifywait
    

目次

概要

inotify-tools + rsync or inotify-tools + unison でディレクトリ間をリアルタイムで同期する方法の紹介です。

開発環境へのアップロードなどの場面で役立つでしょう。

環境・バージョン情報等

CentOS6上で検証しています。

inotify-tools

https://github.com/rvoicilas/inotify-tools

バージョン情報

  • CentOS6
  • inotify-tools (inotifywait, inotifywatch) 3.14
  • Rsync 3.0.6
  • unison 2.40.63

インストール

inotify-tools

# 必要なモジュール類のインストール
$ yum -y install wget gcc gcc-c++ make
# inotify-toolsのインストール
$ cd /tmp
$ wget http://download-ib01.fedoraproject.org/pub/epel/6/x86_64/Packages/i/inotify-tools-3.14-2.el6.x86_64.rpm
$ yum -y localinstall inotify-tools-3.14-2.el6.x86_64.rpm
https://centos.pkgs.org/6/epel-x86_64/inotify-tools-3.14-2.el6.x86_64.rpm.html

rsync

$ yum -y install rsync

unison

$ cd /tmp
$ wget http://ftp.tu-chemnitz.de/pub/linux/dag/redhat/el6/en/x86_64/rpmforge/RPMS/unison-2.40.63-1.el6.rf.x86_64.rpm
$ yum -y localinstall unison-2.40.63-1.el6.rf.x86_64.rpm
https://centos.pkgs.org/6/repoforge-x86_64/unison-2.40.63-1.el6.rf.x86_64.rpm.html

inotifywait + rsync で同期する

ここで 作業ディレクトリ src1/ と src2/ を同期する方法を考えます。

fswatch + rsync を利用する方法は 例えばsrc1/ ディレクトリでファイルに変更があった場合 src2/ に同期するというものです。

$ inotifywait -m /path/to/src1 | xargs -I{} rsync -r /path/to/src1/ /path/to/src2/

inotifywait の -e オプションで監視するイベントの種類を絞る事ができます。また複数の操作を行うのであれば、whileで回した方が良いと思います。

#!/bin/bash

SRC_PATH=/path/to/src1/
DST_PATH=/path/to/src2/

while inotifywait -e CREATE -e MODIFY -e DELETE $SRC_PATH; do
    rsync -r $SRC_PATH $DST_PATH
    chown www-data:www-data -R $DST_PATH
    chmod 755 -R $DST_PATH
done

次は双方間のディレクトリ同期についてです。\n双方間の同期の実現は、rsyncよりunisonの方が向いています。

inotifywait + unison で同期する

次に fswatch + unison を利用して src1/ と src2/ の双方向で同期する方法を紹介します。

unisonの設定

unisonを容易に利用するために設定ファイルを記述します。

~/.unison/sync.prf

# タイムスタンプをコピーする
times = true

# 新しいファイルを優先
prefer = newer

# 同期する対象のルートパスの定義
root=/path/to/src1/
root=/path/to/src2/

# 同期するパスの定義
path=./

同期コマンド

$ inotifywait -m /path/to/src1 /path/to/src2 | xargs -I{} unison -batch sync

参考

https://codeday.me/jp/qa/20190816/1457317.html

[https://qiita.com/stc1988/items/464410382f8425681c20

    

関連記事

[Mac]ipコマンドの導入[iproute2mac]
iproute2macについて 導入 homebrewで導入 直接インストール 確認 サポートコマンド を導入して、macOSでipコマンドを導入した際のメモ iproute2macについて brona/iproute2mac: CLI wrapper for…

AutotoolsでconfigureやMakefileの作成
はじめに Autotools 環境 準備 ツール類のインストール ソースコードの作成 configure.ac と Makefile.am configure Makeの生成 その他 makeオプション autoreconf について Perlの場合 リンク はじめに C…

RPMパッケージ作成 Dockerを利用して
はじめに RPMパッケージ step1.環境構築からRPMパッケージングまで 事前準備 ワークスペースの作成 プログラム配置 specファイル rpmbuild インストール リンク はじめに Dockerを利用してRPM開発環境を用意し、実際にRPM…

RPMのspecファイルで利用するマクロ・変数
はじめに マクロ一覧 基本情報系 Body項目 コメント 参考文献 はじめに RPM(Fedora/CentOS系)を作成する際に利用するspecファイルで利用できるマクロについて調べた際のメモです。 マクロ一覧 基本情報系 パッケージの名前を定義します。これはspec…

CentOS8/RHEL8でのRPM管理における検討事項
初めに 前提 rpm rpm yum dnf コマンド リポジトリ リポジトリとライフサイクル AppStream Compatibility Level について AppStreamのサポート期間 Yum v3 -> Yum v4 リンク 初めに CentOS8/RHEL…

homebrewでnodejsインストール&任意のバージョン利用
初めに homebrewインストール nodejsの検索 インストール nodejsの利用 初めに homebrewでサクッとnodejsのインストールを行なった際のメモです。 環境はMacを対象としていますが、Linux…

tracerouteコマンドでネットワークの経路を洗い出す
tracerouteの用途 tracerouteの原理 IPヘッダのTTL コマンドを実行してみる 参考文献 tracerouteコマンドでネットワークの経路を洗い出した際の操作をメモしました。 環境はmacで実施しています。 また、traceroute…

AWS Amplify で コンテナベースのデプロイを行い REST API を構築
検証した環境 やってみる 初期準備 パイプラインを確認 終了処理 参考 AWS Amplify で コンテナベースのデプロイを行い REST API を構築した際のメモです。 検証した環境 amplify 5.1.…

Pythonでソケット通信を実装しメッセージの送受信を行う
ソース server.py client.py 動かしてみる 参考 Pythonでソケット通信を実現する方法です。 ソース server.py サーバ側のソースです。 client.py…

CentOS8 に Python + OpenCV をインストール
インストール テスト CentOS8 で標準で提供されているパッケージで Python + OpenCV 環境を構築する方法です。 検証した環境は CentOS8.3 (Docker) です。 インストール まず opencv…

最新の投稿

[Mac]ipコマンドの導入[iproute2mac]
iproute2macについて 導入 homebrewで導入 直接インストール 確認 サポートコマンド を導入して、macOSでipコマンドを導入した際のメモ iproute2macについて brona/iproute2mac: CLI wrapper for…

AutotoolsでconfigureやMakefileの作成
はじめに Autotools 環境 準備 ツール類のインストール ソースコードの作成 configure.ac と Makefile.am configure Makeの生成 その他 makeオプション autoreconf について Perlの場合 リンク はじめに C…

RPMパッケージ作成 Dockerを利用して
はじめに RPMパッケージ step1.環境構築からRPMパッケージングまで 事前準備 ワークスペースの作成 プログラム配置 specファイル rpmbuild インストール リンク はじめに Dockerを利用してRPM開発環境を用意し、実際にRPM…

RPMのspecファイルで利用するマクロ・変数
はじめに マクロ一覧 基本情報系 Body項目 コメント 参考文献 はじめに RPM(Fedora/CentOS系)を作成する際に利用するspecファイルで利用できるマクロについて調べた際のメモです。 マクロ一覧 基本情報系 パッケージの名前を定義します。これはspec…

CentOS8/RHEL8でのRPM管理における検討事項
初めに 前提 rpm rpm yum dnf コマンド リポジトリ リポジトリとライフサイクル AppStream Compatibility Level について AppStreamのサポート期間 Yum v3 -> Yum v4 リンク 初めに CentOS8/RHEL…

homebrewでnodejsインストール&任意のバージョン利用
初めに homebrewインストール nodejsの検索 インストール nodejsの利用 初めに homebrewでサクッとnodejsのインストールを行なった際のメモです。 環境はMacを対象としていますが、Linux…

tracerouteコマンドでネットワークの経路を洗い出す
tracerouteの用途 tracerouteの原理 IPヘッダのTTL コマンドを実行してみる 参考文献 tracerouteコマンドでネットワークの経路を洗い出した際の操作をメモしました。 環境はmacで実施しています。 また、traceroute…

[Vue]フロントエンド機能のみでダウンロードを実装する[JS]
実装 ポイント ソース デモ 参考サイト フロントエンドのみ(=サーバサイドがダウンロードさせない) でダウンロードを行う機能を実装した時のメモです。 Vueを利用して実装していますが、ここで記載しているコードはVueに依存した機能ではなく、ピュアなJSのAPI…

Node.js で作成した REST API を Docker化
Node.jsでREST APIを作成 コンテナ化 コンテナ化定義 コンテナ化作業 参考 Node.js で作成した REST API を Docker化した際のメモです。 Node.jsでREST APIを作成 まずはNode.js…

JavaScriptで優先度付きキューを実装する
優先度付きキューについて ソース 参考 JavaScriptで優先度付きキュー (プライオリティキュー) を実装する 優先度付きキューについて 具体的には次のような機能があります。 キューに対して要素を優先度付きで追加 (push…

Tags

Dates

s-yoshiki
s-yoshiki
githubtwitterqiita
ただの備忘録です。
JS/TS/node.js/PHP/AWS/OpenCV/CentOS
※このブログの内容は個人の見解であり、所属する組織等の見解ではありません。
© 2022   404 motivation not found